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COBOLの未来



COBOL(Common Business Oriented Language)とは1960年に制定された ビジネス分野に焦点をあてたコンピュータ言語の事です。日本で使用されているCOBOL の総ステップ数約300億ステップ、COBOL技術者の数約60万人(1994年時点)と いわれています。情報システム部門においてもっともポピュラーな言語です。 しかしこの言語には今まで何回か存続の危機がおとずれました。一番近い過去の危機は やはりバブル崩壊後の92年・93年頃でしょう。殆どのコンピュータ技術者はここ何年 かのうちにCOBOLでの開発は必ず無くなると思ったはずです。バブル崩壊後メインフレーム 上での基幹システムの開発は全面ストップされ、開発といえば クライアントサーバ型でのパソコン 上での開発になり。ビジュアル開発ツール等が主流になり、COBOL プログラマーがあまりだし ました。技術者供給過多となりCOBOLでの仕事の単価がかなりさがりました。この時期かなりの 数のCOBOLプログラマーはこの業界を去っていったでしょう。 また以前社内教育といえば COBOLだったのですが 今はビジュアル開発ツールが主流になっています。こんな いきさつ からCOBOLのイメージはかなり悪くなりました。ただCOBOL言語自体は他の言語に比べ 10進演算が正確で速い・ソースの可読性が高い・データが簡単に編集できる・プログラムの記述 形式がきまっている 等々 優れた点がいくつもあります。さてこの様な背景の中でCOBOLの未来は どうなって行くのでしょうか? 99年現時点ではバブル崩壊後の一時期よりもCOBOLの仕事の単価 はあがりました。ここ2〜3年の間の2000年対策でCOBOLプログラマーの単価は月10万〜20万は あがったでしょう。ただ2000年以降どうなるかが問題です。まず若い技術者はCOBOLの仕事を 望んでしたいとは思わないでしょう。COBOL離れする原因として1.バブル崩壊後の悪いイメージ 2.他のビジュアル開発ツールに比べ地味である。(入力画面・コーディング時 等)3.今後需要が あまりなさそう(ハードウエアの性能が良くなり主流はメインフレーム以外)4.オンライン端末での 開発が主体となる為 作業は基本的に派遣の形態になる。(自社に開発用のメインフレームを持っている場合は 別) 等があります。 しかし情報システム部門には膨大な量の過去からのCOBOLソースの資産(負債?) があり システムを改定するにしても、新しいシステムを追加するにしてもどうしてもCOBOLの技術は 必要となってきます。このままではCOBOL技術者は高齢化しあと20〜30年も経つと現役のCOBOL 技術者は激減するでしょう。そうなった時 もし仮に未だメインフレーム上でCOBOL資産が稼動していた 時には どうなる事でしょうか。 そこで私は次のように思います 「COBOL 9x」 「ANSI COBOL2000」 等 オブジェクト指向 インターネット接続機能のある新しいCOBOLはCOBOLというネーミングをやめてCOBOLの 言語仕様は引き継ぐが 全く新しいネーミングの言語にする。(COBOLというイメージが悪い為。またこの 業界は新しいものが好まれる傾向がある為)またCOBOL資産をたくさん持っている情報システム部門は 将来 COBOLの火を消さない為にも Windows・UNIX機上で作成する新しいシステムにはこの新しい言語を 積極的に使用する。等 すればどうでしょうか。
ただ基本的には今後のIT技術者は言語依存型では勤まらないのでしょうが。 色々なご意見メールにてお待ちしておりますのでよろしくお願いします。
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