COBOL オープンソース コミュニティー

2004/05/12

COBOL オープンソースコミュニティーとは COBOL・Linux・オープンソース この3つをキーワードとしたニッチコミュニティーです。
まずはORCA(日医標準レセプトソフト)の統計部分のプログラムを作成し、インターネット上で公開し、医院様に使っていただきCOBOLで日本国民の健康に貢献しようと思っております。
作成したプログラムは当サイト上でプログラムソースを公開致します。即実務で使える業務プログラムをインターネット上で公開するわけですから、作成する方も本格的な取り組みが出来るかと思います。(これからORCAサポート事業所を目指す方、もしくは既にサポート事業所の方は技術力のコマーシャルにもなるかと思います)

また 好評な場合はORCAサポートセンターにコントリビュートの要望も行いたく思っております。

では実際にどうやってORCAの統計プログラムを作成するのかを以下で説明致します。
まずはORCAをインストールして下さい。インストールの方法はORCA公式サイトを参考にして下さい。
Debian Woodyのインストール方法と ORCAのインストール方法 に詳細が記載されております。
あとはCOBOLソースをダウンロードしてください。
#apt-get source jma-receipt
のコマンドでダウンロード出来ます。

作成するのはCOBOLの得意分野である統計の部分です。特にORCAに関しては月次統計・日次統計の部分はアドオン可能な部分となっており、作成したプログラムをORCA本体から簡単に起動する事が出来ます。

月次統計では総括表のインプットとなるDB(請求管理情報テーブル(TBL_SEIKYU))をインプットにすることが多いと思われますので
今回は請求管理情報テーブルを使用した統計プログラムの作成方法を説明します。

1 帳票の作成 まず問題になってくるのはどのような帳票を作成すればいいのか? という業務知識の部分です。
医療業界関連の方でしたら色々と帳票のアイデアが浮かんでくるかもしれませんが、医療関連以外の方はさて何を作成すれば良いのか・・ という壁にぶつかるかと思います。そのような場合はお医者様が集まるORCAのメーリングリスト等(例えばarida-orca ML)に参加され「COBOLのオープンソースコミュニティーとしてオープンソースとして提供するプログラムを作成したいのですが、作成するにあたって有用な帳票御座いましたらアドバイスお願い致します」等 のお問い合わせされれば、アドバイス等をいただけるかと思います。

帳票レイアウトが決まったら良く似た帳票(redファイル)をコピーし作成する方法が便利かと思います。
帳票(redファイル)のディレクトリは/usr/lib/jma-receipt/form です。

実際の帳票の作成方法はMONPEのサイトをご覧下さい。
またminenさんのサイトフリーCOBOL超入門の中に帳票印刷システムMONPEというコーナーがあり、そのなかにかなり詳しい操作方法が記載されております。
2 帳票コピーファイル作成 次に帳票からコピーファイルを作成します。コマンドはこちらです。
これで帳票とCOBOL間のインターフェイスとなるコピーファイルが作成されます。
3 プログラムの作成 本題のプログラムの作成に入ります。
今回は診療行為別の月次統計プログラムをサンプルにし説明いたします。
説明入りプログラムソースはこちらです。
データベースを順に読み帳票を作成するという、シンプルなパターンのプログラムです。
ちょっとややこしいのがデータベースを読むところかと思います。
どのようなキーがあるのかは/usr/lib/jma-receipt/record のディレクトリに〜.dbというファイルがありますので、それの中身を見れば大体分かるかと思います。
例えば今回の請求管理情報テーブルではこんな感じです。
keyとかkey2とかがselectするキーになります。
コーディングでのキーの定義は右のようになります  MOVE "SEIKYU-KEY3" TO ORC-DBPATH

DBの一覧はORCA公式サイトにあります。
ファイルレイアウトは/usr/lib/jma-receipt/cobol/copy のディレクトリにある dbのコピーファイルを見ると丁寧なコメント入りですのでファイルレイアウトとして代用できるかと思います。
ORCAの公式サイトにもDBのレイアウトがありますが、あまりメンテされていないので、実際にコピーファイルを見る方が確実かと思います)

今回使用するのは請求管理情報テーブルですので こんな感じです

今回使用したソースプログラム・redファイル・コピー句はここからダウンロードできます。
4 コンパイル・インストール 出来あがったプログラムをコンパイルインストールする方法はこちらです。
5 プログラムの実行 コンパイルインストールが完了しましたら ORCAサイトの月次帳票の登録を参考にしプログラムを登録し、その後プログラムの実行をすれば帳票が出てきます。
但しあらかじめプリンターの設定が必要となります。またシステム管理マスター 出力先プリンター割り当て情報の登録も必要となってきます。今回の場合は「各種統計表」の欄にプリンター名のセットが必要になります。


現在公開中の統計プログラムダウンロードサイトはこちらです。
上記プログラムの登録方法はこちら参照してください。



コミュニティーに参加していただける方はこちら のMLまで宜しくお願い致します。
開発者だけでなく帳票のアイデアを提供していただける医療関係の方もお待ちしております。


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